2020年の映画業界は、『鬼滅の刃』という超メガヒット作があったものの、映画館の休業、作品の公開延期などで全体の年間興行収入としては前年比54.9%と低調だった。21年も興収100億円を超えた『シン・エヴァンゲリオン劇場版:||』をはじめとした邦画アニメ作品や、『東京リベンジャーズ』『花束みたいな恋をした』『るろうに剣心 最終章 The Final』『マスカレード・ナイト』といった邦画実写作品が健闘したが、洋画で興収30億円を超えたのは『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』だけ。ヒットの目安となる興収10億円を超えた洋画作品を見ても5本だけ(12月1日の取材時点)だった。
22年は回復の兆しが見えてきそうだ。『スパイダーマン』『ウエスト・サイド・ストーリー』『ジュラシック・ワールド』『SING/シング』『ミニオンズ』『トランスフォーマー』『ファンタスティック・ビースト』など大作がそろう。公開延期された作品も一気にまとめて公開されることになる。
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