有料会員限定

金持ちの金遣いと金銭感覚 Part2 富裕層が使うカネ|月の教育費100万円もザラ

✎ 1〜 ✎ 6 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

ハイリターン投資で得たお金を富裕層たちは何に使っているのだろうか。

スイスの名門寄宿学校の学費は年間1000万円前後かかる(写真:スイス・ラーニング日本事務局)

特集「富裕層㊙︎マネー学」の他の記事を読む

月曜は英語、火曜も英語、水曜は英語とサッカーとピアノ、木曜は英語、金曜はプログラミング教室……。

これは都内の私立校に通うある小学1年生の1週間だ。父親は、上場企業で役員を務めている男性。資産規模は、自社株も含めて50億円余りだ。

「英語ができなくて自分が苦労したので、子どもには小さな頃から習わせたかった。だから週に4回通わせている。そのかいあって、簡単な日常会話は英語でできるようになった」

この役員は、もともとこの企業の財務に関する相談に乗っていた公認会計士。創業者に誘われてメンバーに加わった。その後、会社が上場したことで、富裕層になった人物だ。

ただ、巨額の財産を手にしても、生活はそれまでとあまり変わらなかったという。

「もともと物欲がないこともあって、クルーザーだとか、プライベートジェットだとかいった物には何の興味もなかった。目立ったぜいたくといえば自宅を建てたくらいかな」(役員)

そう語る役員が、金額を見ることもなしに、惜しみなくお金をかけているものが1つだけある。それは子どもの教育だ。

関連記事
トピックボードAD