「資産の半分くらいは銀行に眠っている」。あるベンチャー企業の経営者はこう明かす。
彼の会社は数年前に上場を果たした。その後保有していた株の一部を売却し、資産規模数十億円の富裕層となった。
現在、資産の半分は株などの運用に充てている。その一方で「お金が減るリスクはそこまで大きく取りたくない」と、残りは銀行に預けているわけだ。
確かに銀行預金であれば、元本が減るリスクはない。ただし、長らく続く低金利環境下で、銀行預金につく金利はほぼなくなってしまった。メガバンクを例に挙げれば、普通預金の金利は0.001%、定期預金でも0.002%だ。
「預金はどこに預けても同じ」と思いきや、実際はそうではない。銀行やキャンペーン次第では、メガバンクの100倍以上の金利を受け取ることもできるのだ。
下の表は、ネット銀行など全国規模で営業している銀行の金利を高い順に示したものだ。定期預金のキャンペーンで0.2%を超える金利を受け取れる銀行もある。金額が大きくなったり、期間が長くなったりすれば、より高い金利も狙うことができる。

この表の中でもとくに異彩を放っている銀行がある。2位の「あおぞら銀行 BANK支店」だ。なんと、普通預金の金利も定期預金と同じ0.2%となっており、業界最高水準。普通預金は満期がなく、いつでも入出金ができる。
しかも、これはキャンペーン金利ではない。変動金利であるため、今後下がる可能性はあるものの、「業界ナンバーワン金利は維持していく」(中井剛支店長)としている。
あおぞら銀行の顧客の中心は、金融資産3000万円以上の準富裕層から富裕層。年齢としては、60代が中心だ。
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