ヘッジファンドの最大の特徴は、株式市場などの動きとは連動しない絶対リターンを目指すことだ。
なぜ連動しないのか。それは、多くのヘッジファンドにショート(株式のカラ売り)が組み込まれているからだ。
いわゆるアクティブファンドでは基本的に株を安く買って高く売ろうとするため、株価が上昇すると利益が出る。ところが、株価は下落することもある。そこで、ヘッジファンドでは株価が下落した場合に利益が出るショートを組み込んで下落時の影響を緩和しているのだ。
代表的なのは株式ロングショートと呼ばれる投資戦略だ。一般的には、割安株を買いつつ割高株をカラ売りすることで市場全体の価格変動の影響を抑えながら、個別銘柄の成長による利益を得ようとする。
裁定取引(アービトラージ)で稼ぐ商品もある。例えば、企業の買収や統合が発表された際に、TOB(株式公開買い付け)価格に株価が収斂する前に株を買い、TOBに応じることで差益を得る。
一方、最近注目されているのはデジタルやヘルスケアなどテーマを絞って投資するタイプのヘッジファンドだ。
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