個人やチームの生産性を高めるテレワーク術を4人の達人に聞いた。
慣れない環境に四苦八苦している人も多いテレワーク。最適解を見つけるには、それぞれの道を極めた“達人”たちのノウハウが役立ちそうだ。
瀬戸内海に浮かぶ、愛媛県・大三島(おおみしま)。ミカン畑が広がり、「サイクリストの聖地」として国内外の観光客から人気のスポットでもあるこの島で、東京に本社を置くfreee(フリー)のエンジニアとしてテレワーク生活を送っているのが増田茂樹さん(36)だ。
増田さんが大三島に移住したのは前職時代の2016年。夫婦の理想とする田舎暮らしを実現するのが目的だった。当時は夫婦で同じ大阪のIT企業に勤めていたが、同僚や上司、役員に理解を求めながら徐々にテレワーク中心の生活に移行し、増田さんの祖父母が暮らすこの島に移り住んだ。
その後、フリーに勤めていた元同僚から誘われて転職。現在も籍を置く関西支社(大阪)でのプレ採用期間中に実力を発揮し、正式採用と同時に大三島でのテレワークを認めてもらった。副業で民宿を経営したり、趣味の魚釣りに出かけたりと、エンジニアの仕事以外の面でも充実した日々を過ごす。
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読み頂けます。
登録は簡単3ステップ
東洋経済のオリジナル記事1,000本以上が読み放題
おすすめ情報をメルマガでお届け
無料会員登録はこちら
ログインはこちら