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米中逆転から働き方まで…20代エリートに聞いてみた 現地調査|100人アンケート&深圳ルポ

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先行世代とは価値観がまるで違うという、20代の若者の本音を直撃。

杭州のアリババグループ本社で働く若手社員

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「30年後、中国は断トツの経済大国になっているに違いない。中国の消費市場は巨大で、産業も高い技術力を備えているからだ」。中国の投資会社で働く張心雨さん(仮名、25)は誇らしげに語る。

中国では1990年代生まれの若者を「90後(ジウリンホウ)」と呼ぶ。デジタルネイティブ世代の先駆けであり、スマートフォンを自在に使いこなす。海外留学の経験者も多く、これまでの中国人とは価値観が大きく異なるといわれている。

米中貿易戦争が長期化する中、次世代を担う若者たちは、中国の先行きをどう展望しているのか。本誌は彼らの本音を探るべく、8月から9月にかけてウェブアンケートを実施、20代の中国人100人から回答を得た。さらにSNS上でのヒアリングも行った。

回答者には北京大学など現地有名校の卒業者が目立つ。自国の将来像や、自身の仕事観などについて聞いた。

冒頭の張さんのように、30年後に中国が経済規模で米国を抜いているとみる20代は多い。この質問に回答した89人のうち、3分の2が「抜く」と答えた。

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