20世紀、民主化や社会主義革命によって王制はしだいに減っていった。王様をめぐる各国の姿を紹介。
神話の時代を含めると126代、2600年の歴史。
存命の君主の中で世界最高齢、在位期間も最長。英国だけでなく、英連邦加盟のカナダや豪州など計15カ国の元首を兼ねている。皇室とも関係が深い。
1932年立憲革命。46年に即位したプミポン国王は、2016年に亡くなるまで、タイ政治の調停役として強い影響力を保持し、国民からは敬愛された。ワチラロンコン国王は16年に即位し、その戴冠式が19年に行われた。日本の皇室とも関係が深い。
1975年に王制が復活。前国王のフアン・カルロス1世は国民的人気があったが、王室スキャンダルが重なり2014年に退位。長男の現国王が継いだ。
1956年フランスから独立。現国王の下で民主化が進んだが、国王・王族は依然として大きな権力を握っている。
1932年にサウジアラビア王国が成立。サウド家による絶対君主制で、国王が閣僚会議を主宰し、重要ポストは王族が占める。ムハンマド・ビン・サルマン皇太子が改革を進めている。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
無料会員登録はこちら
ログインはこちら