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中小企業にとって、入出荷や在庫管理にかかる物流コストの抑制は死活問題だ。自前でやろうとすると物量が少なく、スケールメリットが働きにくい。物流会社に頼む場合は、保管料などを1坪当たりで設定されることが多く、割高になりやすい。
そんな悩みを解決するのがオープンロジだ。点数やサイズに応じて料金が決まる従量課金制で、60サイズ(3辺合計60センチメートル以内、2キログラム以内)だと、1点当たりの倉庫利用料が1円、沖縄や離島を除く国内配送料は680円だ。自前では倉庫を持たず、倉庫会社をネットワーク化し、それらの遊休スペースを活用することで料金を抑えている。配送料にはピッキングや梱包の作業費なども含まれ、配送だけで700円以上かかる大手の宅配便と比べても安い。日々の物流業務をネット上で手軽に行えるのもメリットだ。
伊藤秀嗣CEO(41)は、ITベンチャーのネットエイジ(現ユナイテッド)、雑誌ネット販売の富士山マガジンサービスを経て創業した。
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