特集「すごいベンチャー100 2019年版」の他の記事を読む
「電話とファクスと車移動に追われている建設現場の人たちの日常を、もう少し楽にできないか」
そんな思いで施工管理アプリ「&ANDPAD(アンドパッド)」を開発・提供しているのがオクトの社長、稲田武夫氏(34)だ。スマートフォンベースのアプリで、工程表、地図、進捗状況の写真、職人の報告などが共有できる。
ユーザーからは「進捗の連絡や書類の受け渡しを効率化でき、1日平均45分の業務を軽減できた」と高評価。2016年のリリースから約3年で導入社数は1600社を突破。管理する施工案件は130万件を超えた。利用料は月3万6000円からで、継続利用率は99%を超える。
稲田氏は慶応大学卒業後、リクルートに入社。新規事業の創設に携わった後、14年に独立。実家のリフォーム時の苦労からリフォーム会社検索サイトを立ち上げた。
全国のリフォーム会社を訪問するうちに、施工管理者が進捗管理などに四苦八苦する姿を目の当たりにする。
この記事は有料会員限定です。
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待