有料会員限定

タワマン竣工に生活費高騰、ハワイ暮らしは楽じゃない Part2 ハワイと沖縄の知られざる現実|在住ライターが描くリゾートライフのリアル

✎ 1〜 ✎ 7 ✎ 8 ✎ 9 ✎ 最新
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

ビーチにはホームレスのブルーテントも。ハワイには光と影が混在する。

アラモアナに隣接するワード地区では、米不動産デベロッパーのハワード・ヒューズ社が高層コンドミニアム(日本でいうタワーマンション)の建設を進めている。

2018年に竣工したワードビレッジアエオ棟には「ホールフーズ」などが出店する

ワードビレッジと名付けられたこのプロジェクトは2010年に計画がスタート。60エーカー(約7.3万坪)の敷地に現在4棟の高層コンドミニアムが竣工し、2棟が開発中だ。ほかにも商業施設やオフィスが入居しており、巨大な複合施設となっている。

価格は戸当たり29万~1450万ドル。著名な日本食レストラン「ノブ」を1階に誘致し16年に開業したワイエア棟を皮切りに、同年にアナハ棟、18年には「ホールフーズ・マーケット」が入居するアエオ棟、今年はケ・キロハナ棟と、続々と竣工している。現在は21年の開業を目指してアアリイ棟が建設中で、コウラ棟の開発計画が進んでいる。ハワード・ヒューズ社でハワイのプロジェクトを統括するサイモン・トレーシー氏によると、購入者はハワイ在住者が67%、日本が19%、米国本土が9%という割合だ。日本では三井不動産リアルティなどが販売を担っている。

関連記事
トピックボードAD