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長持ちマンションを作る管理組合運営のツボ 高経年化=老朽化とは限らない

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(CORA / PIXTA)

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同じ築年数でも、見ただけで老朽化を感じるマンションもあれば、築年の古さを感じさせないマンションもある。必ずしも高経年化=老朽化とは限らないのだ。適切に機能を回復させたり当初より向上させたりすれば、老朽化を食い止められる。そのカギを握るのが、マンションの「管理組合」だ。

長持ちさせるカギは管理組合の当事者意識

マンションを購入したら、自動的にマンションの管理組合に加入することになる。これは共同の資産であるマンションの建物や設備、敷地を適切に管理し、資産価値を守るためだ。

管理組合が円滑に活動しているかどうかは、年に1回は必ず開催される「総会(通常総会)」でわかる。総会では、1年間の活動の報告や会計の収支、次年度の予算、役員の選任などの重要事項が決議される。管理費の滞納や対応すべきトラブルなども、総会の資料から把握することができる。

したがって、マンションを購入して管理組合員になったなら、総会に出席して自分のマンションの状況を確認すべきだ。出席できない場合でも、総会で決議される議案が事前に書面で配付されるので、必ず目を通して状況を把握したい。

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