有料会員限定

伝播するトヨタの危機感 ケイレツ再編は加速必至 異業種との連携を急拡大

印刷
A
A
10月4日に行われた会見。巨人同士の提携はトヨタ自動車からの申し入れで実現した(撮影:風間仁一郎)

特集「クルマの新主役」の他の記事を読む

トヨタ自動車がソフトバンクと手を組んだ。文化も歴史も経営のスピードも違う、まさに水と油の巨人同士を近づけたのは、トヨタ側の危機感にほかならない。

自動車業界は100年に1度の変革期にあり、CASE(コネクテッド、自動運転、シェアリング、電動化)をテーマに、異業種も交えた覇権争いが激化している。エンジンなど走行性能の競争時代は終わり、IT企業とも連携しながら、新たなサービスや価値を提供することが求められている。

大規模な出資を連発 ソフトバンクの後追い

「生きるか死ぬかの戦いが始まっている」──。トヨタの豊田章男社長は昨年秋からそう表現し、自前主義が強い社内に危機感を植え付けようと必死だ。

1月にはテクノロジー企業の展示会として有名な米国のエレクトロニクスショーに初めて登壇し、「車を造る会社からモビリティサービス会社に変わる」と宣言。ライドシェアなどに活用する電動の完全自動運転車を発表し、名指しでライバルとしていたアマゾンほか、中国のライドシェア最大手ディディなど異業種との仲間作りを加速している(下図)。

関連記事
トピックボードAD
連載一覧
連載一覧はこちら
トレンドライブラリーAD
人気の動画
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
「研究職600人雇い止め」理化学研究所に走る衝撃
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
日野自動車「データ改ざん」による重すぎる代償
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
マンションで急増「宅配ロッカー」が突く新課題
「からあげ」業界、激烈なブームの「賞味期限」
「からあげ」業界、激烈なブームの「賞味期限」
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
  • 新刊
  • ランキング
東洋経済education×ICT
有料会員登録のご案内