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サラリーマン大家4人の反省 空室急増、自己破産、疲弊…

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副収入を狙って始める不動産投資には、誤算が付きもの。4人の大家はなぜ失敗したか。反省の言葉から教訓を導く。

家賃大幅減額で個人再生

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知人が不動産投資をやっていて、羽振りがよかったんです。私も副収入が欲しくて15年前にサブリースの区分マンションを3件買いました。

初めは順調だったのですが、1件目の入居者が退居すると同時にサブリース業者が替わり、家賃保証がなくなりました。空室を埋めるために別の不動産業者に頼ったところ、「代わりにもう1件」と4件目を買わされました。

ローン借り換えで金利上昇

もともと比較的低金利のローンだったのですが、4件目を買う際に別の銀行に借り換えました。金利は上がったものの、毎月の返済額は減少。少しゆとりができると、業者から次々と新しい提案が来て、気づけば区分マンションは8件に。神奈川県・伊勢原駅から徒歩6分、5階建て15室で築30年の1棟モノも1億2000万円で購入しました。

1億2000万円で買った築30年のマンション。いきなり水回りの工事で100万円かかった

少し古い物件なので修繕状況を心配していましたが、業者は「やっているはず」とのこと。結局、いきなり水回りの工事で100万円もかかったうえに、入居者の入れ替わりが激しく、改装費用はかさむ一方。やはり事前に見学してから買うべきでした。家賃の保証期間が切れると同時に、事前の相談もなく家賃を大幅に減額されてしまいました。

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