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大化けする企業の探し方、育て方 有力ベンチャーキャピタリストが明かす

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グロービス・キャピタル・パートナーズ COO 今野 穣
投資家と起業家の翻訳者になる

いまの・みのる / アーサーアンダーセン(現PwC)を経て、06年7月グロービス・キャピタル入社。13年から現職。(撮影:今井康一)

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出資する際には、事業性だけでなく、組織、人を見る。特に重視しているのは人材の採用力。ベンチャーは大手に比べて給料が低いし、会社の成功を確約できるわけでもない。ビジョンや思いを示して優秀な人材を口説ける社長や経営チームは、その後の施策の実行スピードが全然違う。

膨大な情報が流通する中で、ビジネスアイデア自体はコモディティ化してしまいがちだ。そのアイデアをやりきるところに競争力のポイントがあり、それは優秀な人材を採用できるかどうかに懸かっている。

注目しているテーマは、既存の古い業界へのテクノロジーの導入だ。たとえば、下請けが多重構造になっている建設業は効率化の可能性が大きい。農業も注目している分野だ。

テクノロジーといっても、いわゆる「IT化」のほか、AI(人工知能)やドローンもある。ただ、特にAIはデータの量や質が重要だ。立ち上がったばかりのベンチャーはデータを持っていないため、データを持っている大手、先行する既存プレーヤーとの協業が必要となる。下請けで終わらず自社プロダクトにつなげることが大切だ。

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