[ポイント1]
大学発のベンチャー企業数で他を圧倒するのが東京大学だ。これまでもユーグレナ、グノシーなどの成功事例は少なくない
[ポイント2]
本誌が取り上げる期待の3社は超小型衛星のアクセルスペース、新素材開発のアドバンスト・ソフトマテリアルズ、投資用モバイルアプリのフィナテキスト
[ポイント3]
東大は04年からベンチャー推進育成制度を進めるなどいち早く仕組みを作った。出遅れた私大や京大、阪大などでも大学出資のVC設立などの動きがある
東京大学が、ベンチャー育成に本腰を入れている。ミドリムシビジネスを展開するユーグレナや、キュレーションメディアを運営するグノシーなど、東大発ベンチャーの「成功例」は少なくない。
経済産業省が実施した調査によると、東大はベンチャー企業の数で他を圧倒している。では、実際にはどのようなベンチャー企業が生まれているのだろうか。
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「超小型衛星を新しい時代のインフラにしたい」。そう語るのは、人工衛星の開発に取り組むアクセルスペースの中村友哉社長だ。
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