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日本家電の挑戦者「家電ベンチャー」 ▶▶Part3 「日常」を変えるベンチャー

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教育、家電、アパレルなど、身近な領域でも起業が盛んだ。日常を一変させる気鋭のベンチャーを紹介する。

パナソニック、トヨタ、任天堂など日系メーカーから人材が集結(撮影:梅谷秀司)

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ニッチな家電で世界に挑む

次々に革新的な家電を生み出すCerevo(セレボ)。創業者兼CEOの岩佐琢磨氏(38)はパナソニックの家電エンジニア時代、つねに閉塞感があった。「昨年より高画質、昨年より節水効果が高いといった商品開発が中心で、まったくの新領域に挑戦できない体質だった」。

実際、ロボット掃除機やドローンといった新ジャンルでヒット製品を生んだのはiRobotやDJIなど世界の家電ベンチャーだった。「大手企業はリスクを最初に考えてしまう。ゼロから1を生む物作りをするならベンチャーがいいと思った」と岩佐CEOは起業のきっかけを語る。

セレボ製品の特長はナンバーワンかつオンリーワンであること。スノーボーダーの足裏荷重を計測できるスマホ連携型ビンディング(スノーボードの板にブーツを装着するための器具)や、VR(仮想現実)空間の映像や音声に合わせて触感がフィードバックされるグローブ・シューズなど、岩佐CEO発案の製品が全製品の約6割を占める。その多くはニッチすぎて大手企業に追随される心配がない。そのため製品ライフサイクルは平均3年と家電業界では異例の長さだ。

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