2017年で、07年のiPhone発売からちょうど10年を迎える。日本でも普及率が7割を超えているスマートフォンは、写真を撮影してすぐにメールで送れたり、SNSにアップできたりするなど人々のコミュニケーションのあり方を大きく変えた。
しかし米アップルの15期ぶり減収減益に象徴されるように、足元におけるスマホ出荷台数の成長は鈍化傾向にある(図表1)。パソコン(PC)からガラケー(従来型携帯電話)、スマホと人々に使われる主流の端末が移り変わってきたように、スマホにもまた賞味期限が迫っている。
代わりに注目され始めているのが、「VR(仮想現実)」端末だ。インターネットを通じたコミュニケーション手法は文字から写真、動画へと進化してきたが、VRはその次に位置づけられる。これまでに何度かブームが訪れているが、今回は技術の成熟によってさまざまなプレーヤーが参入していることから、本格的な普及が期待されている。
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