今や株式投資の情報収集ツールとして欠かせなくなったインターネット。ただ、ネットの中でも有力な情報源となるサイトは刻々と変化している。2000年前後からネット上の情報をウォッチし続けている古株の個人投資家「ぱりてきさす」氏はこう解説する。
「最初は『2ちゃんねる』の株板(株をテーマにしたコミュニティ)が盛り上がっていたが、その後『Yahoo!ファイナンス』に人が移り、今いちばん株の情報が集まる場所はツイッターになっている」
ではそのツイッターでどのような情報合戦が繰り広げられているのか。相場を左右する著名ユーザーたち(表)の実態に迫ってみよう。
「影響力がでかい。プロの機関投資家も見ている人が多い」。ディーラー業務に従事する、ある証券会社の若手社員が一目置く存在は「岡三マン」氏だ。ユーザー名から岡三証券を連想するが、同社とはまったく関係がない。公開プロフィールには「職業:IT関連、投資家、デイトレーダー」などと書かれている。
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