書籍など紙だけでなく、デジタルの英語学習コンテンツが次々に登場。主要なサービスの使い方を伝授する。
英語を学びたい人にとって、「どうやって勉強するか」は悩みの種だ。国際ビジネスコミュニケーション協会が2014年7月、約2万人を対象に実施したアンケートによると、1位になった学習法は「英語学習用の書籍や雑誌」だった(図表1)。
ただ最近は、インターネットやスマートフォンを使った学習ツールが続々と登場し、多くの人が利用している。実際、前出のアンケートでは2位に「無料のスマートフォンアプリ」、6位に「ポッドキャスト」、9位に「オンライン英会話・eラーニング」がランクインしている。
英語学習法の新興勢力で今、特に成長著しいのが英語のeラーニングだ(図表2)。ここでいうeラーニングとは、ネットを通じて英会話講師から学習指導を受けることを指す。英語eラーニング市場は14年度末に72億円になると見込まれ、近年は2ケタ成長が続く。13年度の外国語教室市場が2077億円だったことを考えれば、成長余地もまだまだ大きそうだ。
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