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基礎からわかる音読のコツ QandA 教材選びからスピードまで

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1 音読教材の選び方は?

音声のついているものがいいでしょう。読解力がある人でも、音読をしたことがなければ、中学校レベルの易しい文章を音読して、日本語読みから脱するようにしましょう。

2 音読はどれくらいの長さの文章がいいですか?

最終的に文章が自分の頭に残るぐらい読み込むと効果が上がります。長い文章をだらだら読むより、短い文章でも集中して繰り返し音読するほうが、話す訓練になります。

3 何回ぐらい読めばいいですか?

文章が自動的に出てくるぐらいまで、最低でも20回、できれば80回ぐらい同じ文章を音読すると身に付きます。

4 声の大きさは?

英語は腹式呼吸が基本なので、大きい声のほうが英語の音を出す練習になります。自分で発した英語を耳からインプットできる利点もあります。ただ通勤中や家族が寝静まった後など、物理的な制約があるときは、声を出さずに口を動かすだけでも、やらないよりは効果があります。

5 音読の速度は?

初めはアクセントや個々の発音に気を配り、だんだん速度を上げていくのが理想です。全体の速度を上げようとするより、抑揚やスピードの緩急を理解すると、自然とスピードが上がってきます。

6 シャドーイングがなかなかできません。

シャドーイングはプロの通訳がトレーニングとして行っているメソッドで、すぐにできるようになるのは難しく、初めは一文に集中して取り組むのもいいでしょう。シャドーイングをできるようになるのが目的ではないので、5~8割を復唱できればよし、とするのもいいでしょう。

7 リテンションの教材でおすすめは?

同時通訳はニュース番組などを見ながらトレーニングをしますが、内容に興味があればあるほど、まとまった文章を記憶しやすくなります。この内容の英語を話せるようになりたいと思うスピーチ、映画のせりふ、趣味や関心ある分野の記事などで音声のあるものを選んでみましょう。

 

同時通訳トレーニングの訓練で行う音読、用語解説

リピーティング

音声の後に、英語をそのまま繰り返すこと。テキスト(文字)を見ながらでもOK。ただ、文字にとらわれてしまい、英語の音に対する集中力が落ちてしまいがち。慣れてきたら、音声を聞くときはなるべく文字を見ないようにすると効果が上がりやすい。

シャドーイング

文字どおり影のように、音声を聞いた後、即座に復唱すること。英語のリズムとイントネーションを身に付けることができる。復唱しながら次の英語の音を聞くため、難易度が高い。リピーティングに慣れた後に練習するのがおすすめ。

リテンション

リテンション(retention)は(記憶を)保持すること。ある程度まとまった英文を記憶にとどめてから、あらためて復唱する。英語の発音だけではなく、文章を頭にインプットするのにも最適。練習のときはあらかじめ文章の内容をよく理解しておいたほうがよい。

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