TOEICはビジネスシーンで使われている英語を分析して作られているので、テストの内容がビジネスで使えないことは理論的にありえない。
にもかかわらず、TOEICの勉強をしても英語が使えるようにならなかったと言う人は多い。なぜそのようなことが起こるのだろうか。それは受験勉強と同じ発想で勉強しているからではないだろうか。
TOEICはマークシート形式のため、内容が大ざっぱにわかれば正解する側面もある。例えるなら、「薔薇」という字が読めても書けない人はいる。単語やフレーズの言い換えも多いため、そこに集中して勉強するとスコアも上がる。また、使用頻度の低い文法や単語の暗記でも攻略できてしまう。
だが、実際のビジネスシーンでは必ずしもそうした単語や文法が必要になるわけではない。むしろ使用頻度の高い、すでにあなたが知っているはずの文法や単語を適切なシーンでアウトプットできるかどうかのほうが大切になることが多い。
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