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育児休業と介護休業は、いずれ男にハネ返る 「イクメン」も頑張っている

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国家公務員の渡辺徹さん(34)の朝は早い。4時30分に起床、6時30分に自宅を出るまでが唯一の自由時間だ。16時30分に勤務先を出てから、保育園のお迎えや夕食の準備が待っている。

渡辺さんは自ら育休を取り、妻の転勤先の新潟へと一時移った(撮影:梅谷秀司)

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現在、5歳と2歳の子どもを持つ渡辺さんが育児にかかわるようになったのは、2009年4月である。同じ国家公務員の妻・美紀子さん(34)が1人目を産み、育児休業を終えた頃だ。美紀子さんが妊娠前に勤めていた新潟の勤務先に戻ることになったので、今度は渡辺さんが3カ月もの育休を取得し、新潟へと“付き添った”という。

ただ、3カ月の育休を終えて単身東京へ帰ると、しだいに仕事中心の生活に戻っていく。そんな中で美紀子さんが再び出産。育休を終えた11年10月、渡辺さんの心境にもある変化が訪れた。「仕事の仕方や働き方、考え方を変えないと、夫婦関係が悪くなってしまうのでは」。

そこで今度は半年間の育休を再度取り、美紀子さんの職場復帰を支えた。今でも渡辺さんは8時から16時30分までの早出勤務を選び、夕方以降は育児や家事の時間に充てている。美紀子さんは「2人目を産んだ際も仕事を辞める選択肢はなかった。一人で両立していたら体を壊したかもしれない」と振り返る。

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