M1チップ搭載「新iPad Air」を買うべき納得理由 キーボードと一緒にモバイルPCとして使える
アップルは3月18日、新型となるiPad Airを発売する。価格はWi-Fiモデルは7万4800円~、5G通信に対応するWi-Fi+Cellularモデルは9万2800円~となる(価格はいずれも税込み)。発売に先行して、実機のレビューをお届けする。
前世代のiPad Airは、iPhone 12シリーズと同じA14 Bionicを搭載していた。しかし今回のアップデートで、M1チップを搭載するアップデートを行った。
M1チップは8コアCPU、8コアGPU、16コアのニューラルエンジン、メモリ8GBを備えるアップル独自設計のチップで、MacBook Airや13インチMacBook Pro、デスクトップ製品のMac miniと同じチップに切り替えられた。そのことからも、高速なノートパソコンと同等の性能を備えていることがわかる。
5年以上利用する前提で購入する
今回M1が搭載されたことで、今後登場するであろうアプリも含めて、力不足を感じることは当面ないと考えていいだろう。
当初はキーボードと組み合わせてモバイルパソコンやサブノートとして3年ほど使い、もう3年は自宅でのメディア端末として、あるいは家族用のデバイスとして活用するなど、5年以上利用する前提で、購入を検討してみてはいかがだろうか。
iPad Airは10.9インチの縁なし液晶を備えるタブレットだ。247.6mm×178.5mmとA4より一回り小さなサイズ、薄さは6.1mmだ。
初代以来側面や背面は曲線を描いていたが、2018年に登場したiPad Pro以降は垂直に立ち上がる側面と、平面となった背面という、「単なる板」のデザインとなった。新型iPad Airも、このデザインを踏襲する。
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