「年収500万40代男性」が20代を射止めた納得理由 婚活3年目で出会った意外な理想の相手

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それでもやはり浩一さん自身が「もう無理かも」ということが1、2回ありました。しかしその都度、花梨さんのお父さんが自宅に呼んで、「娘がお世話になっています」と、浩一さんを息子のようにかわいがりました。お父さんは花梨さんに対して過保護ではありましたが、お相手選びに口出しをして関係を壊すようないわゆる毒親タイプではなかったことが幸いでした。

浩一さんとお付き合いするようになって花梨さんも大きく成長しました。簡単な料理なら1人でつくれるようになり、お父さんも「浩一さんとお付き合いしてわが子は人が変わったようだ。私たち夫婦はとてもありがたく思っています」と喜んでいました。その成長ぶりを見て、浩一さんも「大丈夫」と判断したのでしょう。無事成婚。年の離れた男性の「子育て結婚」です。

平凡すぎて肉食女性に相手を取られてしまう

30代女性・恵利さん(仮名)。3回デートした30代男性・拓也さん(仮名)に、「ほかの人と真剣交際に入りたいから」とふられてしまいました。婚活ではよくある話です。結婚相談所における「真剣交際」とは、結婚を前提にした交際のことで、この期間、ほかの人とお見合いやデートはできません。

仕方なく恵利さんはほかの男性と何回かお見合いをしましたが、やっぱり拓也さんが忘れられない。「拓也さんの真剣交際が解除されたら、もう一度アタックしたい」と言います。 事実、真剣交際に入っても約4割が成婚せず解除になります。それを待ってアタックするのは「絶対に不可能」というわけではないのです。とはいえ、そのチャンスが1カ月後になるか2カ月後になるかわかりません。もしかしたら成婚してしまうかもしれない。早々に結婚を決めたい婚活者としては、時間を無駄にする可能性もある勇気のいる選択です。

とりあえずはふられた要因を分析してみました。恵利さんと拓也さんのデートはごく普通のデート。一方、拓也さんが真剣交際をしている相手は、バリキャリのいわゆる肉食女性。おそらく拓也さんは、アピール力が強い肉食女性にグイグイ迫られて、「この女性とだったらうまくまとまるのかな」と思ってしまったようです。

恵利さんのように普通のデートで印象が薄い女性は、数あるお見合い相手のうちの1人で終わってしまう。結婚のイメージができず「この先に進もう」という気持ちにならないのです。

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