世界初!「常時ネット接続客船」の秘密兵器

<動画>カクテルを作るのはロボットアーム

2014年11月に就航した「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」

公海上でシェーカーを振る。このロボット・バーテンダーは、設計者が「世界初のスマートシップ」と呼ぶその船上にこれを実現した。「クァンタム・オブ・ザ・シーズ」は8つのデッキを持ち、少なくとも4000人のゲストを収容できる新型の豪華客船だ。

バイオニック・バーは、船旅を提供するロイヤル・カリビアンが休日の未来に革命をもたらそうという希望を込めて設置した多彩な機能のほんの一つだ。

ゲストはタブレット上で注文をする。すると二つのロボットアームが動きだし、バーテンダーの動きを真似る。

カクテルの組み合わせは無限

ナレーションは英語です(音量にご注意ください)

Makr Shakrプロジェクトの設計士、アレッサンドロ・インチーザ氏は、提供する酒に事実上制限はないと言う。「組み合わせはほぼ無限です。31以上のスピリット、8つの炭酸、ジュース、ミキサー、砂糖、ミント、ライムが選べます。いくつあったか思い出せません。これらを混ぜ合わせる時に最も素晴らしい点は、あなたが思ったそのままにミックスできるということです。砂糖の前にミントを加えよう、もしくはラムの前に、いやその後に…その通りの組み合わせを、的確な動作とともに行えるのです」。

船はまた、同期化されたルーチンに沿って動き、踊る6つのロボット・スクリーンを装備している。

その他の船上でのアトラクションには、海上300フィートの高さから望む展望ポッドの他、サーフィン、スカイダイビングのシミュレーターがある。

だがロイヤル・カリビアンの最高執行責任者であるアダム・ゴールドステイン氏は、最も素晴らしい働きを見せるのは船のオンラインへの接続だという。衛星サービスを提供するO3bネットワークスと提携することで、クァンタム・オブ・ザ・シーズは世界中の他の客船を集めたよりも広い帯域幅を獲得しており、ゲストは公海上でもネットに接続し続けられるだけでなく、船旅のほとんど全ての側面をネット経由でカスタマイズできるのだ。

ゴールドステイン氏は言う。「アプリがあり、技術があり、サービスの提供があるおかげで、ゲストは自分の望み通りの船旅を体験することができます。自分用にアレンジできるのです。自分用に船旅の最初から最後までを管理できます。ゲストは今までにない形で、自身の船上のバケーションに参加するのです」。

クァンタム・オブ・ザ・シーズは、2014年11月の最初のシーズンでバハマとカリブ海を運航する予定だ。その後、2015年5月に新たな母港となる上海へと向かう。

テクノロジーには故障がつきものだが、ロイヤル・カリビアンのチームはどんな欠陥も船上の技術者と遠隔修正で解決できると自信を見せる。いかなるときも、順風満帆を実現するのだという。

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