車好き4人がEVを「1週間試乗」使い勝手と問題点 実際の購入に立ちはだかる「唯一の大きな壁」
車好き&新しいモノ好きの4人がEV(電気自動車)を試乗したあと、都内某所に集まりコーヒー片手に「実際どうだった?」と本音トーク。
一般ドライバー目線で感じたリアルなメリット&デメリット、あーだこーだが止まらない。
マーシーの愛称でおなじみのオーシャンズ看板モデル。仕事にサーフィンにと毎日のように駆り出す愛車は現行モデルのランドクルーザー プラド。今回の企画でEVの知識が急上昇したとか。
タイカンやEQCなど、今回の4人の中では最も多様なEVへの試乗経験アリ。そのほかデザインやプロダクト全般に知見が深く、オーシャンズ人気連載「私的傑作批評」でも毎号お世話になってます!
自身の生誕年にちなんだ名を冠したブランドを昨年ローンチ。サーフィンや格闘技をたしなむアクティブ派であり、週末は4歳男児のよきパパ。以前、EVの購入を検討していたが……。
世界中の魅力的な商品を輸入・販売する会社を経営。普段は古くてデカい、EVとは真逆の車を相棒にゴルフ、キャンプ、サーフィンを楽しむ。EVはもとより最新機能のすごさに驚いたそう。
ガソリンと同じ気軽さでは給電できません
鈴木:今回、プジョーのコンパクトカー、208のEV版を試乗しました。ちなみに普段はレンジローバーのヴェラールに乗っています。
三浦:僕はメルセデスのEQAを試乗。普段はランドクルーザー プラド。
藤井:しかもディーゼルのプラドですよね。僕は愛車がディスカバリーで、試乗させてもらったのがアウディ e-トロンのクワトロ。
石村:試乗車が日産のリーフで、普段乗りがシボレー アストロです。
一同:おおーっ。
石村:化石みたいな車です(笑)。
藤井:ということは、普段はみんなボディサイズが大きくて排気量もそこそこあるガソリン車に乗っているってことだ。そんなエンジンで駆動する車から、電気でモーターを回して走る車に乗ってみて、どういうギャップがありました?
三浦:やっぱり静か。圧倒的に静粛性が高い。
鈴木:そこはもう、比べるまでもないですよね。スーッと走るちょっとした浮遊感が何とも言えない。
石村:俺はひとつ、1週間試乗してみてこれさえあればという条件が見えてきました。
藤井:気になる言い回し(笑)。それは何?