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車好き4人がEVを「1週間試乗」使い勝手と問題点 実際の購入に立ちはだかる「唯一の大きな壁」

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三浦:今回の企画の取材では地元の神奈川県・辻堂から片道180kmくらいの静岡県・静波まで行ってみたんだけど、実際に着いたら電池残量が半分以上なくなってた。

鈴木:単純計算すると、充電しないと帰れないですね。

三浦:そう。だから道の駅に急速充電器があったので、先客が終わるまで30分待ってから、自分たちも30分充電したんだけど、それじゃあ満充電にならないの。でも、次の充電待ちの車に譲らないといけない。なら今度はハンバーグ店の「さわやか」で晩飯がてら別の充電スポットを見つけて充電してました。

石村:さわやかのげんこつハンバーグ、ウマいっすよね。

三浦:会話が盛り上がって、近くのホテルにあった充電器になんだかんだ1時間くらいはつないでた。でも急速でなく普通充電だったから20km強しか増えてなくて、それを考えると遠出するときは気を使うね。

石村さんが乗った「ニッサン リーフ」。日本車のEV代表も登場来早10年以上が経過。現行は第2世代に当たり、62kWhの大容量バッテリーを搭載したe+なら航続距離は458km(WLTCモード)、容量が大きければ相対的に充電速度も速まるため、週末ドライバーからも支持を集める。車から家へと給電できるV2Hに対応し、まさに「走る蓄電池」だ。全長4480×全幅1790×全高1540mm。332万6400円~(写真:OCEANS編集部)

急速充電でも満充電に近くなるとたまり方が遅くなる

藤井:会社の社長がテスラに乗っているんですけど、ロングレンジモデルだと実際の航続距離で500km前後乗れるから、片道200kmくらいのところは十分に往復できます。

鈴木:一気に実用的になりますね。

藤井:テスラは航続距離の表示も誤差が小さくて、低温の影響で電池性能が低下する冬場は何割か減った距離が表示されるし、運転手のクセだったり上り坂でのロスの反映もかなり正確。「表示の航続距離と、実際走れる距離が違う問題」はクリアしてるから、計画的に走れば大丈夫な気がする。

三浦:それか〜。静岡行ったときも、御殿場のあたりが標高高いから。

藤井:急速充電に関しても、電池容量に対して残量が少ないときはスピードが速いんだけど、満充電に近くなるとたまり方が遅くなる。スマートフォンなど、ほかのリチウムイオン電池と一緒です。

石村:どおりで! 96%から先が全然充電されないなーと思ったんです。結局98%くらいで諦めてました。

鈴木:海ほたるでのトラウマで、事あるごとに満タンにしたくなってるんですよね(笑)。

石村:300kmって表示したら、ちゃんと300km走ってほしい。

三浦:乗っているうちに、つまり放充電を繰り返しているうちに電池が多少劣化して、容量がちょっとずつ低下していくとも言われてるよね。

藤井:社長のテスラも、新車時は満充電で500kmだったのが、2年経ってだいたい470kmになっているそうです。

〈山本 大=写真 礒村真介(100miler)=文〉

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