モスバーガーが全国5地域で同時投入する限定バーガー「ご当地バーガー」の実力とは
同日、東京・大崎のTHINK PARK TOWERで会見したモスフードの櫻田厚社長は「地域にとどまらず、究極的には県単位や各店舗単位での個性を打ち出したい」と語った。モスフードは「ご当地メニュー」を2008年から展開。今年で3年目となる取り組みを発展させていくことで、業界でガリバー的存在のマクドナルドに対抗できる独自路線を打ち出したい狙いがあると見られる。
モスフードは、日本国内ではマクドナルドに店舗網やブランド力で及ばず、2008年3月期以降、売り上げは伸び悩んでいる。その状況を打破するためには地方店や郊外店の活性化が不可欠。今回の「ご当地バーガー」はそのカギの一つになる。
「東洋経済オンライン」は今回のキャンペーンをポジティブに評価するものの、モスフードの直近の業績に与える影響は軽微と見ている。業績予想数値に変更はない。
(伊藤 崇浩 =東洋経済オンライン)
《東洋経済・最新業績予想》
(百万円) 売 上 営業利益 経常利益 当期利益
連本2010.03 60,009 2,282 2,523 1,634
連本2011.03予 60,000 2,350 2,550 1,080
連本2012.03予 61,000 2,400 2,600 1,100
連中2009.09 29,899 1,142 1,247 629
連中2010.09予 29,700 1,120 1,230 490
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1株益¥ 1株配¥
連本2010.03 53.0 16
連本2011.03予 35.0 16
連本2012.03予 35.7 16
連中2009.09 20.4 6
連中2010.09予 15.9 8
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