4代目バチェラーは再生の旅
Amazonプライム・ビデオの看板番組の1つ、婚活リアリティショー『バチェラー・ジャパン』の最新シーズンは「過去最低」から「過去最高」へと視聴者の評価が変わるほど見せ場十分の全10話でした。その分、視聴者の反応も熱狂的になりがち。4代目バチェラーを務めた中国出身の実業家である黄皓(こう・こう)さん本人はリアリティショーそのものをどのように捉えているのでしょうか。
『バチェラー・ジャパン』はアメリカの人気番組の日本版。「バチェラー」と呼ぶ、成功を収めた1人の一般独身男性を巡って、パートナーの座を勝ち取るために、結婚適齢期の女性たちが競い合う「婚活サバイバル番組」です。制作費をかけて、非日常的な環境を作り出し、デートの舞台はヘリコプターやクルーザーなど豪華さも売り。各々正装で決めたカクテルパーティー後に執り行われる「ローズセレモニー」ではコマを進む女性にバチェラーから番組を象徴するローズが渡されるというお決まり事があります。わかりやすいルールが詰め込まれた番組フォーマットであることも人気の理由にあります。
2017年2月のシーズン1の配信からシーズンを重ねるたびに反響を呼び、バチェラーはもちろんこと、一般参加の女性ひとりひとりにも注目が集まり、リアリティショーの中で知名度の高さは1、2位を争います。出演後の動向まで報じられることも多々あり。2019年秋公開『バチェラー・ジャパン』3に出演し、番組初の“バチェラー婚”にまで発展した実業家の友永真也さんとブドウ農家の岩間恵さんは“しんめぐ夫妻”として今もなお話題を提供しています。そして、バチェラーファンを着実に増やしてきたわけです。
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