普通の会社員なのに「億り人」共通する意外な習慣 お金を「使う・貯める・増やす」のコントール法

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純金融資産1億円以上を保有する「億り人」の思考・習慣・行動とは?(写真:takeuchi masato/PIXTA)
日本で純金融資産1億円以上を保有する層は世帯主100人の内2〜3人の割合で存在する。元証券マンで、3万人以上の顧客を担当した経済コラムニストの大江英樹氏によると、こうした「億り人」の大半が、相続や一攫千金で財産を得たわけではない、ごく普通のビジネスパーソンなのだという。彼らはどんな思考・習慣・行動をしているのか。著書『となりの億り人 サラリーマンでも「資産1億円」』より一部を抜粋して紹介する。

意外な共通点とは?

会社勤めでずっと定年まで過ごした人の中にも驚くほど多くの資産を築いた人は少なくありません。特に親から遺産相続をしたわけでもなく、会社の中で役員になるといった大きな出世をしたわけではなくてもそういう人は間違いなくいます。

私も25年間、投資相談業務をやってきた中でそういう人たちをたくさん見てきました。そしてそんな人たちにも共通点は間違いなくあります。ではその行動や思考とはいったいどのようなものなのでしょうか?

自営業と違って、勤め人の場合、収入に大きなバラツキはありません。ボーナスなどは年によって増えたり減ったりすることはあるでしょうが、毎月の給料は、極端な長時間残業でもなければそれほどブレることはないでしょう。安定している代わりに収入を大きく増やすということも短期的には難しいのです。

したがって収入がそう簡単に増えないのであれば、支出を減らそうという方向に動きがちです。いわゆる「節約」であり、世の中には「節約術」指南書もたくさん出ています。もちろん無駄な支出を減らすのは必要なことですし、支出の適正化が大事であることは拙著でも詳しくお話ししていますが、やたら節約志向だけに走ってしまうと生活が楽しくなくなります。

特に何かの目的のために一定金額を貯めようということで一定の期間はお金を使うことを我慢することはできるでしょうが、何十年にもわたってずっと節約を続けるというのはつらいものです。

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