自販機や通販も…「駅弁」生き残りへあの手この手 お取り寄せ、冷凍弁当、新たな手法が続々登場

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富山インター店前に設置された「ますのすし」「ぶりのすし」自販機(筆者撮影)
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駅弁マークを掲げる「日本鉄道構内営業中央会」会員の駅弁業者は、国鉄分割民営化の1987年当時は349社あったが、現在では86社とその数は減る一方だ。

観光客の来ない観光地で、また、ツアーなど大手の発注がなくなった駅弁が、今まで通りのスタイルで売れるはずもない。そこで、「来ないならこちらから行けばよい」という発想で、最近では駅弁のお取り寄せができる駅弁業者が増えている。

大人気の弁当は「お取り寄せ」で確実に

たとえば三重県松阪駅にある創業明治28年(1895年)の「あら竹」。個人的に大好きな「モー太郎弁当」はメディアでも多く紹介され、すっかり人気だが、他の駅弁もお取り寄せ可能だ。こちらはいつも伊勢参りに行くたびに購入していたが、お取り寄せは家に居ながらにして食べられる喜びがある。

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新潟県新津駅前にある明治30年(1897年)創業「神尾弁当」の「えんがわ押し寿司」もおすすめだ。好きすぎて、今まで何度食べたかわからない。現地に行って、さらに予約しないと買うことができない、これも絶品の「数の子ずし」なども、お取り寄せすれば向こうから来てくれるのだ。これを使わない手はない。

もちろん他にもお取り寄せできる駅弁は全国に数多くある。今まで取り寄せ不可だった駅弁で、現在可能になっているものも多い。食べてみたい地方の駅弁業者のホームページをチェックしてみるとよいだろう。

一歩進んで駅弁を自宅で作ってもらおうという調製元もある。伊豆の修善寺駅にある「舞寿し」は「あじ寿司」が有名だが、これを家で簡単に作れるセットとして販売している。

米は自分で炊くのだが、あじの切り身はすでに味付けしてあり、ご飯にのせるだけ。わさびは生わさびが1本付いてくるので、食べる直前にすって香りも楽しめる。駅弁として売られるときの箱も付いてくるから、盛り付けるとまさに駅弁そのものができあがる。これは楽しい。

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