エヴァとシンカリオン、「3度目のコラボ」の驚愕 ゴジラが「新幹線ロボと共闘」劇場版の舞台裏も
「出撃、シンカリオンZ 500 TYPE EVA」――。また、やってくれた。テレビの前で多くのファンが驚愕したに違いない。『新幹線変形ロボ シンカリオン』と、『エヴァンゲリオン』のコラボが、また繰り広げられる。
シンカリオンは新幹線がロボットに変形するテレビアニメ。2018年から2019年にかけて放映されたが、その後も人気は衰えず、2019年の劇場版を経て、今年から登場キャラクターも新たになった『新幹線変形ロボ シンカリオンZ』として放送中だ。
プロデューサーに直撃質問
新幹線が敵と戦うロボットに変形するということだけでも十分斬新で画期的だった作品だが、今作からシンカリオンは「Z合体」する。Z合体とは、新幹線が変形したロボット「シンカリオンZ」と、在来線をモチーフにした武装強化車両「ザイライナー」が合体し、新しいロボットに進化することだ。
例えば新幹線E5系はやぶさとE235系山手線がZ合体し「シンカリオンZ E5ヤマノテ」となる。E6系こまちとE259系成田エクスプレス(N’EX)がZ合体し「シンカリオンZ E6ネックス」になる。このように、新幹線と在来線の車両が変形合体したロボットが新たな見所なのだ。
8月の半ばにはサンリオのキャラクター「ハローキティ」とのコラボが番組内で実現した。「シンカリオン ハローキティ」の登場である。優しい心と愛らしくも頼りになりそうなビジュアルをもってシンカリオンたちの戦いを止めていた。
そして満を持して発表されたのが、9月17日に放送予定のシンカリオンZでのエヴァンゲリオンシリーズとのコラボである。シンカリオンとエヴァのコラボはテレビでは2018年8月にも行われており、「シンカリオン 500 TYPE EVA」が登場した。さらに、2019年暮れに公開された劇場版『新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X』でもコラボを実施。今回は3度目だ。なぜ、コラボが繰り返されるのだろうか。コラボの立役者であるジェイアール東日本企画コンテンツビジネス局の鈴木寿広プロデューサーとエヴァンゲリオンシリーズのライセンスを管理するグラウンドワークスの神村靖宏代表に話を聞いてみた。
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