「大根役者だった」西田尚美が名女優になった原点 映画やテレビの世界で活躍を続けられる秘密
樋口 なるほど。最後に300本以上出られている作品の中で、印象に残っている監督や共演者、師匠になった人がいたら教えてください。
西田 いっぱいいますけど、やっぱり矢口監督かな。右も左もわからない時に、映画や演技の面白さや、一緒に物を作る楽しさを教えてくれました。
樋口 今後の夢と野望はありますか?
西田 今は、この仕事をずっと続けていくことが夢です。この仕事は楽しいって分かっちゃったから、死ぬまで続けたいですね。
樋口 西田さんは、最後まで謙虚の塊でした! ご自身をよく分かっているようで、どこかでいい具合に自分を放っておいてあげているのが西田尚美流なのかなって思いました。
西田 自分で自分のことを傍観できないから、どういう感じなのかわからないんです。
樋口 それなのにこんなにサバイブできてるんですか!? やっぱり自己プロデュースができているんですね。今日はありがとうございました!
西田 果たしてプロデュースできているのかな!? こちらこそありがとうございました!
対談を終えて
この連載も10人目。美女に対して免疫というか、慣れてきたと思っていました。しかし今回の西田尚美さんの可憐さと言ったら……!「き、緊張してます」「えーっ、いっぱい可愛い子と会ってきたんでしょう?」と西田さんに言われて、内腿を擦り付けておろおろする僕は今月50です(キモっ)。
カメラマンの椙本さんの指示に従い、西田さんと目を合わせました。心の中で叫んだよ。「好きになるからやめて下さい!」。正気を保つのに一苦労でした……。(キモっキモっ)
まとめます。西田さんとお話しした日は、2021年いちばんのうれし恥ずかしデー1位でした。主演映画がヒットしますように!
(文:井上真規子)
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