五輪延期で引退「世界一」選手のセカンドキャリア アスリート経験を活かし引退後2カ月で即起業
今年、東京五輪が開催されようがされまいが、その次のオリンピックが開催されるのは2024年。今、ユニフォームではなくビジネススーツに身を包む外村さんは、2024年に向けてどんな目標を設定しているのだろうか。
2024年、2028年を見据えて
「この1、2年でコーチング事業をしっかり軌道に乗せて、2024年には仲間を増やしたいですね。というのも、オリンピックの開催年には、アスリートの引退者が続出するんです。僕はアスリートほどビジネスコーチに向いている人はいないと思っているので、元アスリートの優秀なコーチを集めて、チームを組んで活動していければ。
それから、トランポリンパークもオープンしていたいですね。2024年には国内に1店舗か2店舗、オリンピアン的にその次の節目は2028年なので、その頃には海外での展開も視野に入れたい。長年トランポリンをやっていたおかげで、世界中のトランポリン選手とつながりがあるので、決して実現不可能な夢ではないと思っています」
かつてアスリートとして世界の舞台で飛び跳ねていた外村さんは、また違った形で世界に出ていく日を夢見ている。トランポリンで世界一になるよりは、ずっと簡単なことなのかもしれない。
(取材・文/岸良ゆか)
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら