コロナで「売れた」「売れなくなった」商品トップ30

ランキング最新版!売れ筋商品の変化をたどる

国内は一本調子で伸びていた一方で、コロナ前は訪日外国人に人気が高かったため、インバウンド需要の落ち込みが、国内需要の伸びを相殺していたという。3月になってようやくインバウンドの反動減がなくなり、上昇に転じたようだ。

医薬品分野4位のビタミンB1剤、6位の小児五疳薬もインバウンド人気が高かった薬だ。同じくインバウンドの反動減影響がなくなり、上昇に転じたものだろう。

風邪をひかなくなった日本人

一方、医薬品部門のワースト1はうがい薬(前年比54.9%)、2位は鎮咳去痰剤(前年比74.3%)、3位は口腔用薬(前年比74.4%)、4位は総合感冒薬(前年比76.6%)。

まずはうがい薬と口腔用薬の動きを見てみよう。口腔用薬は口の中の殺菌、消毒、口臭除去用のスプレータイプの薬剤で、「のどぬ~るスプレー」などが該当商品だ。

吉村知事の発言で8月3日週にうがい薬が急伸すると、類似商品との連想からか、一時的に急伸したが、それ以外ではコロナ時代に売れなくなった商品と言っていい。マスクを常時するようになって、口臭除去の必要性が薄れたこと、加えて、コロナ予防によって風邪をひかなくなり、のどが痛むこともなくなったのだろう。

2位に咳止め、4位に風邪薬が入ったことは、日本人が風邪をひかなくなった証左と言える。

コロナ対策でうがい、手洗い、手指消毒を徹底した結果、風邪をひかずに済んでいる、やればできるじゃないかと思っている人は多かろう。

何しろオチオチ風邪などひいてはいられない。新型コロナとの見分けが付きにくいため、自分自身がさまざまな制約を受けるだけでなく、周囲の人にも迷惑をかける。まだまだコロナは続く。今後も思わぬヒット商品が誕生することは間違いないだろう。

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