JR中央線、「グリーン車」連結に向けた現在の変化

23年度末登場、各駅でホームの延伸工事進む

列車の増結には基地の改修も必要になる。地下鉄東西線電車の姿もある三鷹車両センター(写真:仲井裕一)
鉄道ジャーナル社の協力を得て、『鉄道ジャーナル』2021年7月号「中央線快速の『よくある疑問』を解明」を再構成した記事を掲載します。

東京発快速と総武線直通各駅停車を終日分離

東京のJRを代表する路線の筆頭に「中央線」が挙げられる。その中央線では、今後に向けた変化が続いている。一つは2019年3月、「中央ライナー」と「青梅ライナー」がE353系への車両の変化を受けて特急「はちおうじ」「おうめ」とされたこと。これは同じ通勤時間帯を走る着席サービスの列車で車両も同じなのに特急とライナーでは料金体系が違う点を直したもの。中央線特急全般に全車指定席方式の「新たな着席サービス」も導入された。

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翌2020年3月のダイヤ改正では、早朝深夜帯の運行体系に大きな変化があった。従来は、同時間帯の輸送力調整のため、快速用車両(オレンジ帯の電車)による東京発着の各駅停車が運転され、総武線車両(黄色帯の電車)は中央線に直通運転せず御茶ノ水で折り返していた。また、深夜帯にかかる前の時間帯には、編成の滞泊箇所の関係で総武線電車の一部が三鷹以遠の武蔵小金井や立川に乗り入れ、翌早朝、千葉方面へ戻る列車もあった。これを改め、終日にわたり東京―高尾方面間は快速のみ、各駅停車は早朝深夜も千葉―三鷹間の直通運転と、完全に分けた。

これは、総武線でホームドアを設置するにあたり、先頭車両のドア位置がややずれている中央線E233系と総武線E231系の混在が不都合な点と、その後にもう一つ、中央線快速にグリーン車連結という大きな計画があるためだ。

結果、東京発各駅停車が運転される時間帯、つまり御茶ノ水23時以降の平日下りの例では快速10本(3本は中央特快。2本は新宿発)、各駅停車14本の計24本(土休日は早まり御茶ノ水基準22時20分からパターンが変化した)だったものが、快速・緩行それぞれの線路で最終まで運転する必要から快速18本(4本は中央特快)、各駅停車13本の計31本に増えた。

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