5000円以下で買える「あっと驚く」キッチン家電 毎日の料理をもっと簡単に、ストレスフリーに
下ごしらえや料理の仕上げに欠かせない黒胡椒。黒胡椒は、あらかじめ挽いてある市販品は手軽に使えて便利だが、やはり挽きたての香りは格別だ。香りが一気に引き立つので、ペッパーミルなどを使いたい。ただ、黒胡椒をたっぷり使うので、料理のたびに手動タイプのペッパーミルを使うのが面倒だった。
料理中でも片手で使いやすい「電動ミル」
手動タイプは、両手でひねるタイプ、片手で押しながら使うタイプなどがある。電動タイプは、自動で挽いてくれるのでとてもラクだ。そこですっきりしたデザインの小泉成器の「電動ミル」(KPM-0100)を使ってみた。実勢価格は1980円で、電動ミルの中では低価格だが、使い勝手が気になるところだ。
直径は35mmしかなく、高さは185mmで、細くコンパクト。重さも約180gと軽量で、女性の手でも握りやすいので手が疲れにくい。単4アルカリ電池を4本使用し、最長約30分間使用できる。
胡椒や岩塩で使用できるが、今回は胡椒を入れた。本体に粒胡椒を入れたら、底部を下に向け、上部のスイッチボタンを指で押す。押している間は胡椒が出続けるので、止めたいところで指を離す。
胡椒の挽き加減は底面にあるつまみを回して無段階で調整もできるので、細引き、中挽き、粗挽きを好みに合わせて選ぶことができる。刃は錆びない丈夫なセラミックグラインダー使用しているので、長く使用できるとのことだ。
料理中は手が濡れたり、汚れたりすることが多く、とくに下味などでよく使う胡椒は容器が汚れることがあるが、同製品はステンレス製で、お手入れもラク。サッと拭き取るだけでピカピカになった。
台座は連結できるマグネット付きなので、複数台購入した場合、ピタッと台座同士をつけて置くことができる。胡椒や岩塩など、複数置いても省スペースで置けるのがうれしい。
一通り使ってみたが、電動ミルとしての機能に不満はない。ただ、粒胡椒を入れるスペースが小さく、あまり入らないのは気になった。黒胡椒を下ごしらえにたっぷり入れたり、料理の仕上げにたくさんかけたりすると、あっという間になくなる。こまめな補充をしなければならなくなるので、もう少し容量を大きくしてほしい。
台座についても、少し改良してほしい。使用後に置く台座が付属しており、受け皿の役割を果たしているが、片手では台から本体を取ることができない。もう少し台座のくぼみはゆとりをもたせて本体の出し入れをしやすくすれば、より便利に使えるだろう。
今回は、キッチンで役立つリーズナブルな家電をご紹介した。わが家でも愛用しているもので、おすすめできる製品だ。ちょっとした困り事を解消するだけで料理に対するモチベーションも大きく変わるので、ぜひこういったコスパのよい家電を頼ってみてほしい。
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