アメリカを待ち受ける「2月9日弾劾ショック」 「普通の子」バイデン大統領を待ち受ける茨の道

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さて、最後はいつもの競馬コーナーである。この週末は、普通なら根岸ステークス(G3、東京競馬場、ダート1400メートル、G3)で勝負するところだが、今年はシルクロードステークス(G3、中京競馬場、芝1200メートル)に注目してみたい。

京都競馬場が改装中につき、今年は中京競馬場でのレースが多くなるからだ。3月の高松宮記念(G1、中京競馬場、芝1200メートル)を考えても、今年は同じコースで行われるシルクロードSの重要度がアップしそうである。

シルクロードステークスの本命はラウダシオン

本命はラウダシオン。昨年のNHKマイルの覇者が短距離路線に焦点を定めてきた。父リアルインパクトの産駒はスプリンターが多いので、この狙い、たぶん当たるのではないか。

先行するモズスーパーフレアを、最後の長い直線で差し切る絵柄が今から目に浮かぶ。不調が続いてきた鞍上のミルコ・デムーロ騎手も、そろそろ爆発するんじゃないだろうか。

対抗には調子が良さそうなライトオンキュー、穴馬には好調、福永祐一騎手に乗り替わるシヴァージ、それから中京巧者のトゥラヴェスーラを指名しておこう。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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