「挫折に弱い子ども」と「強い子ども」の決定的差 「説教」や「叱る行為」は子どもの成長に必要ない

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社会に出ていろいろなことにぶつかったとしても、それまでに「失敗したらやり直せばいい」「ピンチはチャンス」「失敗は宝物だよね」という経験が体中に染み込んでいたら、心が折れることもないはずです。

失敗が挫折につながったり、二度と立ち直れなくなってしまうことではなく、失敗したら「どうやり直そうかな」「やり直せばいいだけだよね」と思えるように。この経験を、この力を子どものうちに存分につけたいですね。

大人だって「失敗」してもいい

子どもにいちばん影響力があるのは、親です。親はいちばん身近にいる存在ですから。でも、安心してください。子どもだけでなく、大人だっていつからでも“やり直し”はできます。何といっても、大空小学校の校長として赴任してから、たくさんやり直しをしてきた私が言うんですから本当です。

この文章で、私が何でもできるように偉そうに語っているように見えたらごめんやで。

昔から決してこんなではありませんでした。もちろん、過去の私も一生懸命やってきましたよ。でも一生懸命やることがマルではないのです。

結局、子どもの事実がすべてなんですよ。教師であれば、目の前の子どもの姿、親であれば目の前の自分の子どもの姿。この事実が物語っているんです。

もう「一生懸命やった」とか「心を1つにして」みたいな言葉を使っている時代じゃないんです。

大人もたくさん失敗して、失敗を隠さず暴露するから、自分が変われる。失敗を隠したら変われません。

まず大人が失敗してやり直しをする姿。これを子どもが見たら、結果として子どもは失敗をチャンスに変えられるのです。

でも、大人が自分の失敗を隠して、子どもの失敗だけ責めて罰を与える。この子どもが大人になったら、残念ながら同じことをするでしょう。

次ページ子どもが失敗したとき「親が手伝う」のはNG
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