GAFAの部長が20代で気づいた「完璧主義のワナ」 仕事を自分の手元に持ちすぎてはいけない

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Nさん「逆に最悪のケースは、時間をかけて資料を作成して、締め切り間際に大作を相手にドンッと送りつけ、終わったつもりでいたら大幅に修正が入って徹夜というパターン。こういう仕事の仕方をしないようにね」

「それ、怖すぎますね。気をつけます!」

パワーポイントは完璧さを求めない

2.完璧さを求めると時間がかかりすぎる

Nさん「あと、完璧さを求めると時間がかかりすぎるという難点があるね。例えば50%の完成度で資料を提出して、その段階で方向性を確認できたら、そこから90%の完成度にするのはそんなに時間がかからないんだよ。だけど、そこから95%、98%、99%……と完成度を上げていくためには、50%から90%に上げたのと同じか、それ以上の時間がかかるんだよね。

とくに完璧さを求めるとよくないのがパワーポイント。内容だけじゃなくて文字の位置とか色、大きさまで完成度の対象になってしまうし、それには正解がないじゃない。そんなことに時間を使うくらいなら、ある程度自分がいいと思う観点でパパッと作成しておいて、最後の10%は依頼者に微調整をしてもらうくらいの適当さがあるほうが仕事は進むんだよ」

「ううう、パワーポイントで内容はもうできてるのに、文字調整でハマった経験があるのを思い出しました……」

3.仕事は自分の手もとにないほうが進む

Nさん「あと仕事って、火のついた爆弾みたいなもんなんだよ。その爆弾を受け取ったら、自分のやるべきことをサッとやって、次の人に回さないとね。いつまでも自分がずっと抱えていると、いつかドッカーンと爆発しちゃうんだよ。爆発するまで抱えてるなんてありえないって思うでしょ? でも結構みんな抱え込んじゃうんだよね

自分が火のついた爆弾を抱えているときに、さらにあと2、3個同じように火のついた爆弾が手もとに転がってきて、どの仕事にも完璧さを求めてしまうと、時間切れで大爆発だよ。そうなったら、その仕事を依頼したまわりにも被害を及ぼすことになっちゃうよね」

次ページ適当なところで爆弾を手放してバトンタッチする
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