5年ぶりの全面刷新、「ソリオ」の全貌が見えた コンパクトハイトワゴンの先駆者が見せた進化
圧倒的な存在感を放つソリオバンディットのエクステリアは、二段構えの独創的なヘッドランプ形状を先代から継承し、上質かつ個性あるスタイルに進化。ボルドーとブラックを基調とした室内空間は、ブラック&ボルドー柄のシートで深みを表現するなど、大人のこだわりを感じさせる空間となっている。
ボディカラーは、ソリオが8色。ソリオ バンディットが7色+ブラックツートーンルーフ仕様4色が用意された。
安全面では、スズキの予防安全技術「スズキ セーフティ サポート」をさらに進化させ、運転に必要な情報を見やすく表示するカラーヘッドアップディスプレイをスズキのコンパクトカーで初採用。
さらに、アダプティブクルーズコントロール(ACC)が全車速対応となり、長距離移動などでの運転操作の負担が軽減されたほか、6エアバッグ(運転席・助手席SRSエアバッグ、フロントシートSRSサイドエアバッグ、SRSカーテンエアバッグ)を全車に標準装備するなど、充実した内容となっている。
また、パワースライドドアには予約ロック機能が追加され、ドアが閉まるのを待たずにリモコンキーでドアロックの操作が可能に。さらには、車内の空気を循環し、エアコン使用時の前席と後席の温度差を少なくするスリムサーキュレーターが、スズキのコンパクトカーとして初採用されるなど、使い勝手と快適性の向上が図られた。
販売台数“前年度超え”の立役者となるか?
グレードはソリオが6タイプ、ソリオ バンディットが2タイプで、税込み価格は158万1800円から。
<ソリオ>
G 2WD:158万1800円
G 4WD:170万7200円
HYBRID MX 2WD:185万200円
HYBRID MX 4WD:197万5600円
HYBRID MZ 2WD:202万2900円
HYBRID MZ 4WD:214万8300円
<ソリオバンディット>
HYBRID MV 2WD:200万6400円
HYBRID MV 4WD:213万1800円
※価格は税込み
スズキの掲げる目標販売台数(月間)はソリオとソリオ バンディットの合計で4000台。コロナ禍により、5月には前年同月比43.3%まで販売実績(軽自動車+登録車)を大きく落としたスズキだが、7月以降は前年同月比を上回る好調となっている。一方で、年度で見ると販売台数は、約2割減だ。この販売台数を、この新型ソリオの投入で取り戻すことができるだろうか。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら