ジムニー購入者が明らかにする唯一無二の価値

426名のユーザーから見えたジムニーの存在感

昨今のキャンプ・アウトドアブームや「角ばっていてかわいい」というイメージに呼応し、女性人気が高まっているかと思われたため、意外な結果ではあった。まだ納車待ちが続いている状況を考えると、購入に踏み切っていない層も多くいると思われる。

ジムニーは歴史的に見てもモデルチェンジの周期が長いので、需要が落ち着いてきたあたりで再度確認してみたい。なお、今回比較した車種は軽自動車中心のため、女性比率は全体的に高い傾向にあることは、補足しておく。

歴代ジムニーからの乗り換えが多数

購入前に乗っていた車(前有車)を調べてみると、「ジムニーからジムニー」の乗り換えが最も多かったが、前モデルの販売期間が長かったこともあり、多くの車種に分散している。

その中では、同じ軽自動車SUVの三菱「パジェロミニ」や、同じスズキ車である「ワゴンR」が若干多かった。4位がトヨタ「アクア」というのは、意外なところかもしれない。

では購入時の決定権は、誰にあったか。ジムニーは「すべて自分1人の考えで決めた」が約5割と高い。

このスコアは以前の記事で紹介した、初代スバル「レヴォーグ」とほぼ同じである。ジムニーとレヴォーグでは方向性はまったく違うが、「すべて自分1人の考えで決めた」の多さは、こだわりや利用目的をしっかりと持ったユーザーに愛されるクルマ、という点で共通している。

また、「決定のこだわり度」を「1:ぜひこの車種にしたい」「2 :ぜひとはいわないがこの車種にしたい」「3:なるべくならこの車種にしたい」「4:なんとなくこの車種にした」の4つの選択肢で確認してみたところ、ジムニーは「1:ぜひこの車種にしたい」が81%と、突出して高かった。ハスラーは48%、クロスビーは50%、N-BOXは47%だ。

加えて、「買い増し(増車)」の多さも特徴的だと言える。

これは、単なる移動手段ではなく、新たな楽しみや価値を提供してくれる存在として捉えられているからだろう。「ジムニーにしかできない役割がある」「ジムニーがあったらやってみたいことがある」と、趣味などにひも付いた購入が一定存在することが伺える。

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