プロ野球16球団構想、夢は実現するか?

自民党の日本再生ビジョンに、甘利大臣がコメント

 5月27日、自民党の日本経済再生本部は「日本再生ビジョン」で、地域活性化の起爆剤のひとつとして「プロ野球16球団構想」を提案。市場で話題になっている。写真は甘利経済再生相。都内で4月撮影(2014年 ロイター/Issei Kato)

[東京 27日 ロイター] - 「アイディアとしては面白いなというくらいで、政府が強引に舵を切ることでもないと思う」──。自民党が地域活性化策として「プロ野球16球団構想」を提言していることに関連し、政府として検討対象になるかとの質問に、甘利明経済再生相は笑いながらこう答えた。

自民党の日本経済再生本部(本部長:高市早苗政調会長)は先週まとめた「日本再生ビジョン」で、地域活性化の起爆剤のひとつとして、プロ野球の球団数を12球団から16球団に拡大させ、4リーグ制とする「プロ野球16球団構想」を提案。市場で話題になっている。

27日の閣議後会見で「16球団構想」について尋ねられた甘利担当相は、メリットは「Jリーグにみられるような、地域振興策として、ひとつのアイディアだと思う」とする一方で、「懸念は、自民党案では全体を16にして4チームづつ4リーグにするという。ひとつのリーグのチーム数があまり減ると、醍醐味がなくなる」と指摘。「リーグは今の最低6チームを維持してもらいたい」と野球談議に発展した。

続けて「そうすると24チームになり、サポーターが賄いきれるかというのが課題だ。主力選手の年俸がみな1000万円以下なら夢がなくなる」とも語り、「採算がとれるか。子供たちの夢の対象であり続けるかも大事だと思う」と述べた。

成長戦略として政府の検討対象になるかとの質問には「まーどうですかねえ」と一呼吸置いてアイディアの域を越えないとし、「個人的には巨人ファン。また優勝してもらいたい」と締めくくった。

(吉川裕子)

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