ミクシィ、「モンスト」はどこまで伸びるのか パズドラを破りApp Storeで売り上げ首位を記録

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2015年3月期の増収増益を牽引するのも、もちろんモンストだ。売上高400億円のうち300億円超、営業利益100億円のうちおよそ90億円をモンストで稼ぎ出す計画だ。前提は、モンストの月商が6月に26億円まで伸び、それからは横ばいを維持するというもの。「(多くのネット企業が通期計画を出さない中で)うちが通期計画を出したのは、少なくとも1年間、遊んでくれるようなユーザーを掴んだと思っているからだ」(荻野泰弘CFO)。

海外展開もスタート

台湾版モンストのロゴ

もし7月以降も月商の拡大が続けば、この計画も上回る可能性がある。パズドラは月商100億円を軽く超えており、決してありえないことではない。

さらに今期は海外展開を積極化する方針。5月14日には海外展開第一弾として、台湾で提供を開始。中国のネット大手、テンセント社と組み、中国、香港、マカオでも配信する予定だ。

日本のコンテンツが広く親しまれている台湾では、言語を翻訳するだけの対応。中国向けはキャラクターの性質から、中国人が自然に受け入れられるように全面的にローカライズして配信する。海外での売上高は、今期計画に織り込まれていない。

これまでの王者であるパズドラも、海外展開についてはようやく成功の兆しが見えてきたところ。一時期は窮地に追いこまれ人員削減にまで手を付けたミクシィだが、たった1つのゲームのヒットによって状況は大きく変わった。

6月の株主総会後に社長に昇格する予定の森田仁基執行役員はモンストの責任者。ミクシィは名実ともに、スマホゲームの運営を主力とする会社へと舵を切ることになる。

長谷川 愛 東洋経済 記者
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