大事なことを「先延ばしにする人」共通の特徴

自分にとって「緊急ではないが大事なこと」は?

3. 自信不足タイプ

「実績(前例・経験)がないから無理」「自分には才能がないからどうせやっても無駄」「ちゃんと調べてから」「きちんと準備してから」といった口癖があったりします。自分に自信がない、または自分の仕事に自信が持てないことが多いです。誰かが背中を押してくれたり、オファーしてくれるのを待っています。そうした人がつねにいるわけではないので、結局のところ、何もせずに終わってしまうのでますます自信は持てないままです。

4. 時間不足タイプ

「ほかの仕事の締め切りで忙しい」「まとまった時間がとれたら」などと言っているうちに、時間だけが過ぎていきます。「やるべきこと」を優先するあまり、「本当にやりたいこと」に使える時間が、後回しになっています。

先延ばしをなくすには?

みな等しく言えることは、どのタイプの人も、先延ばしによるデメリットでつらい思いをされてきているということです。ただ、どのタイプの人であったとしても、あなたの先延ばし癖をなくす、とっておきの方法があります。それが「ぶっとんだ目標」を立てること、それだけでいいのです。

ぶっとんだ目標とは、あなた自身で立てた目標であり、主体的に自分軸にそった目標のことを指します。今の現実はいったん棚上げしておいて出てくる、魅力的であなたが実際にそうなりたいと思う目標です。それがあるだけで、人生を変えることができるのです。

たとえば、
・家族と年に1度は1泊2日の旅行に行く
・新しい価値を生み出す企画を提案する
・人事のプロになる

――などです。どうでしょうか。人によっては、「こんなものか」と思うかもしれません。しかしそれでよいのです。個人によって感じることは異なっていてもよいのです。ぶっとんだ目標とは他の人から見てすごいものである必要はないし、達成が困難なものでもありません。 自分にとって、ちょっと背伸びして届くか届かないかくらいのレベルで設定してみてください。

私もかつては「ぶっとんだ目標」を持たなかった1人です。会社員時代の私を知っている人からは、「大平くん、変わったね〜。正直、同じ人とは思えないくらいイキイキしているよ」と言われることがあります。確かに自分でもびっくりするくらい当時の私と今の私は違うと思います。

今でこそ、目標実現の専門家として仕事をしている私ですが、10年前の私は「先延ばし人間」の典型でした。どうでもいい仕事は最速で終わらせるのに、肝心の仕事は先延ばし。いつも時間に追われ、やっつけ仕事でなんとか乗り切る。そんな自分を見てがっかりし、さらに先延ばしをする。そんな悪循環をずっと繰り返していました。

『先延ばしは1冊のノートでなくなる』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします)

そんな私が「プロコーチになって、夢や目標に挑戦する人の応援をする!!」という、当時の私にしては清水の舞台から飛び降りるくらいのぶっとんだ目標を立てたことから、すべては変わりました。ダメダメだった私ですが、現在では「自分にしかできない仕事に全力で取り組む。そして、かけがえのない、2度とこない子どもたちとの時間を大事にする」ことができています。

ぶっとんだ目標はあなたの行動に力を与えます。ぶっとんだ目標という北極星を見つけてください。きっとあなたの中には無数の輝きがあるはずです。壮大な航海をするにあたって、目的地や行く先を決めずに港を出る船はありません。そうはいっても私たちはもう人生という大きな海を進んでいる途中です。それもかつてないうねりを見せ始めている海を、です。

今こそ、ぶっとんだ目標があるか、その目標があなたの心を震わし、ワクワクして目が輝くような目標かどうか、考えてみてください。

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