外食不況もどこ吹く風、居酒屋の「女子会」が人気

 
 居酒屋イコール男性客というイメージは今や昔。女性客を対象にした宴会プラン「女子会」が人気を集めている。昨年11月以降、モンテローザは関東圏の「笑笑(わらわら)」230店舗、コロワイドは「TAPA」14店舗で導入している。都心では学生やOLなどの20代を中心に利用されているが、郊外になると40代以上の主婦層にも広がっているという。

女子会は通常の宴会プランと比べると客単価が500円程度安いのが特徴。笑笑の場合、料理53品とドリンク61品が食べ飲み放題で価格は3300円。通常より1時間長い3時間制で提供している。サラダやカクテルなどの限定メニューを充実させるなど、女心をがっちりとつかむ内容になっている。ただし男性が1人でもいると利用できない。

居酒屋業界は客数減が続いており、昨年11月の売上高は前年同月比89.5%(日本フードサービス協会調べ)に沈む。厳しい状況下でも女子会プランは堅調で、「渋谷や新宿の店舗では、週末になると女性客が8割を超えることもある」(モンテローザ)。2社ともに1月末までの期間限定を予定していたが、想定以上に好評のため期間延長を考えているという。

数年前から居酒屋チェーンは女性限定プランを導入するなど、新規顧客の開拓を進めてきた。女子会もそこを狙ってヒットした形だ。

(二階堂遼馬 =週刊東洋経済)

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