NHKの番組ネット配信が期待外れの超低空飛行、10年度も大赤字に


 折しもNHK本体の10年度予算は61億円の赤字と、14年ぶりの赤字を見込む。受信料収入の低迷から09~11年度の中期経営計画で見込んだ額を42億円下回っており、予算案を議決した経営委員会は、経営陣に早急な改善を求める意見を表明している。

12年度から10%の受信料を還元するという公約を掲げているが、受信料収入の伸び悩みが続けば実現にも黄信号が灯る。

独立採算のNODは本体の収益には加算されないため、決算上、足を引っ張ることはない。ただ、本業が厳しくなれば、収益化のメドが立たないNODへの風当たりが強まることは必至。開始からわずか1年で正念場を迎えている。

(中島順一郎 撮影:今井康一 =週刊東洋経済)

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