(第39回)大学別就職人気企業ランキング(九州大学編)

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 現時点で、就職したい(就職してもいい)と思う企業(5社まで選択可)
※こちらの回答にあたっては、用意した候補企業リスト約800社から選択するほか、自由に社名を記入することもできる形式とした。
 総投票数は3028票。5社すべてを記入しなかった学生もおり、1人当たりの平均回答社数は4.09。
 九州大学で最も人気を集めたのは、九州電力。志望業界で「エネルギー」を選択した学生数とほぼ一致する得票数となった。その他にも、17位電源開発、24位中部電力、30位中国電力・東京電力、35位関西電力など、電力系企業が軒並み顔を揃えている。2位には長崎に研究所・造船所のある三菱重工業、6位には北九州や大分に研究所・製鉄所のある新日本製鉄と、九州に主要拠点のある重厚長大型の歴史のあるメーカーが上位に。その他、3位のトヨタ自動車、4位の川崎重工業、11位のJFEスチール、13位の本田技研工業、22位IHIなど、「機械系」学生の意向が強く反映したランキング結果となった。
 他の大学では人気の高かった「総合電機・家電」は、業界志望順位こそ8位だった割には、5位パナソニック、7位ソニー、11位東芝、14位日立製作所、19位シャープと比較的上位に食い込んできている。同業界志望者の投票がこれらの企業に集中した結果なのであろう。「エネルギー」以外でも、16位日本電信電話、17位NTTドコモ、21位九州旅客鉄道、23位NTTコミュニケーションズといった、不況期に強いインフラ系企業が多くランクインしてきた。
 その他、メーカー以外の企業では、他大学では上位の常連である野村総合研究所が27位、三井物産が30位に滑り込んだ形となった。
 これまで見てきておわかりのように、九州大学の特徴はズバリ、重厚長大メーカーとインフラ人気といえる。

次回は慶應義塾大学の学生の就職意識をリポートする。

「採用プロ.com」の「調査・分析レポート」コーナーにその他の調査結果を収録しています。
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(本社:東京千代田区、代表取締役:寺澤康介)
採用担当者、教育・研修担当者のための専門サイト「採用プロ.com」を運営。新卒、中途、派遣・アルバイト、教育・研修、全般などの採用活動に役立つニュース、情報、ノウハウを提供している。
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