リウマチも同じく、自己免疫システムが、本来は攻撃してはいけない自己細胞を攻撃してしまうことによって強烈な痛みが引き起こされる「自己免疫疾患」と呼ばれている。アクテムラは、過剰反応を引き起こすこのIL6の働きを抑える作用を持つ。
中外製薬でアクテムラの研究から製品化までのプロジェクトのリーダーを務めた大杉義征氏は、「アクテムラはリウマチの薬というより、IL6が暴走して起きている多くの“IL6病”に広く効く薬剤。理論的には、新型コロナによる肺炎にも応用できるはず」と指摘する。
この記事は有料会員限定です
残り 1092文字
