その言い方が人を怒らせる ことばの危機管理術 加藤重広著

その言い方が人を怒らせる ことばの危機管理術 加藤重広著

たとえば、不祥事を起こした企業のトップの会見や、政治家の答弁に何か変だと思うことはないだろうか。

それを単なるニュアンスとして片づけず、言語学者である著者は、とりわけ「語用論」を用いて説明する。語用論とは、言葉の運用を文脈や場面と関連づけて研究する言語学上の論法である。語用論を使ってコミュニケーションの失敗を分析することで、うまく真意を伝える言葉の使い方などが解説されている。

その場に合わせて取りつくろった建前を口にすることは、日本の社会では珍しいことではない。本音が真意なら建前はウソとなる。だからこそ、言葉を慎重に選んで、誤解のない真意を相手に伝えることが重要なのである。

ちくま新書 777円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
  • 就職四季報プラスワン
  • 内田衛の日々是投資
  • 「合法薬物依存」の深い闇
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
-

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

ログインしてコメントを書く(400文字以内)
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
ビジネスマンのための<br>世界史&宗教

世界を深く知るには、歴史と宗教の知識が不可欠です。複雑化するビジネスの羅針盤を、よりすぐりの専門家が伝授します。「四大文明」という概念は否定されているなどの新常識、3大宗教の基本、世界史ベストブックスの超解説などが満載です。