その言い方が人を怒らせる ことばの危機管理術 加藤重広著

その言い方が人を怒らせる ことばの危機管理術 加藤重広著

たとえば、不祥事を起こした企業のトップの会見や、政治家の答弁に何か変だと思うことはないだろうか。

それを単なるニュアンスとして片づけず、言語学者である著者は、とりわけ「語用論」を用いて説明する。語用論とは、言葉の運用を文脈や場面と関連づけて研究する言語学上の論法である。語用論を使ってコミュニケーションの失敗を分析することで、うまく真意を伝える言葉の使い方などが解説されている。

その場に合わせて取りつくろった建前を口にすることは、日本の社会では珍しいことではない。本音が真意なら建前はウソとなる。だからこそ、言葉を慎重に選んで、誤解のない真意を相手に伝えることが重要なのである。

ちくま新書 777円

  

ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ブックス・レビュー
  • 不妊治療のリアル
  • 就職四季報プラスワン
  • 競馬好きエコノミストの市場深読み劇場
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
大物経営者でも容赦なし<br>株主総会で支持率低下続出

LIXILグループなど、株主総会における株主提案が存在感を増している。取締役選任決議を独自に調査し、否決5人を含む賛成率の低い30人と、対前年で賛成率悪化幅の大きい200人のリストを掲載。社外取締役に対する株主の視線は厳しい。